数年前から台頭してきたIP電話。国内電話は安いです。では国際電話は、というと、一概には言えないものの、一部の会社・一部の地域へは非常にお得な料金設定になっています。

IP電話とは、交換機のつながりにインターネットの回線を使うものです。パソコンを使って電話をするものだけありません。パソコンにヘッドセットをつけて会話するものだけではなく、ここで紹介するものは現在お使いの電話機から電話をかけることができます。ちなみにIPとはインターネットプロトコルの略です。

ここでは特に安いと思われるBBフォン、BIGLOBE、フュージョンのIP電話3社を比較紹介します。

IP電話	アメリカ	イギリス	中国	フィリピン
BBフォン	2.5	23	32	40
BIGLOBE	2.5	8	20	23
フュージョン	8	22	30	30

　　　　　　　　　　　　　　　　　（1分あたりの料金/単位：円）

パソコンからヘッドセットをつけてでも構わない、という方はただTELがおすすめ。ポイントを貯めれば、その名の通り無料で国際電話がかけられます。

	◆メリット 会社により差はあるが、安い。これは国際電話だけではなく、国内も全て均一なため、国内の遠距離電話をかける方は大幅な料金ダウンが期待できる。 また、IP電話最大のメリットが、同じサービス利用者同士の通話が無料ということ。自宅と実家、恋人など同時に同じサービスに切り替えれば電話し放題となる。 ◆デメリット インターネット申し込みと同様のため、 加入手続きが面倒。また、インターネットとセットになっているため月額使用料がかかる。

インターネットを利用し、現在のプロバイダに未練がない方には選択肢のひとつになるでしょう。特にアメリカに国際電話をかける場合は、IP電話は他にはない安さです。